春色のletter
夜8時頃、中野駅から徒歩15分の、15階建てのマンションに着いた。
エレベーターで7階へ上って、左へ曲がり、突き当たりが佐伯さんの部屋だ。
まずは小さな門の様な扉があって、その奥にドアがある。
小さなエントランスだ。
それを見るといつも不思議な感じを受ける。
高級感の演出なのかもしれないが、ここまで室内にすれば広くなるのに…と思う。
それが「デザイン」というモノだけど、私はつい実用に走ってしまう。
そんなところが、デザイナーに向いてないのかもしれない。
(まあ、元々イラストレーターだし…)
「どうした?ほら、入れよ」
「あ、はい」
私は佐伯さんに押されて家の中に入った。
エレベーターで7階へ上って、左へ曲がり、突き当たりが佐伯さんの部屋だ。
まずは小さな門の様な扉があって、その奥にドアがある。
小さなエントランスだ。
それを見るといつも不思議な感じを受ける。
高級感の演出なのかもしれないが、ここまで室内にすれば広くなるのに…と思う。
それが「デザイン」というモノだけど、私はつい実用に走ってしまう。
そんなところが、デザイナーに向いてないのかもしれない。
(まあ、元々イラストレーターだし…)
「どうした?ほら、入れよ」
「あ、はい」
私は佐伯さんに押されて家の中に入った。