春色のletter

その瞬間、すごくホッとした。


なんだろう?


この感覚。


すごく、幸せだ、私。


多分、そこで私はうぷぷぷと笑い始めた。


口を押さえて、ちょっと周りを見回して、誰も見ていないことを確認すると、そっと、また武蔵野館へ戻ったのだった。


でも、入り口で砂羽さんに出会った。
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