春色のletter
「そういえば、夜梨子さんのお住まいは吉祥寺でしたね」


misakiさんが思い出したように言った。


「うん、ここから10分くらいかな」


「せっかくの吉祥寺だから、ちょっとお洒落なとこで飲もうかと言ってたんですけど、どこか知りません?…というか、夜梨子さんも一緒にどうです?」


misakiさんが飲む仕草をした。


淳さんも、にこっとした。


「いいね~。じゃあ…」


と、私は二人をKADOに連れて行った。
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