春色のletter
「そうだな…じゃあ、俺の独り言、聞いてくれるかな?」


彼は視線を合わせずに、軽く言った。


「うん」


私も、グラスを見つめながら答えた。


星影さんは、少し間を置くと、話し始めた。
< 353 / 487 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop