二人だけの約束
「っぷ!なに優斗くんその格好‼面白ーい!」

そんなことお構いなしに梨華ちゃんは優斗くんの格好を見て笑った

「なっ!笑うことねーだろ。クラスの子に何故かホストの衣装を着せられたんだよ」

優斗くんは衣装に満足してないみたい

「それより、さすが梨華ちゃんだな。ナース服似合ってるじゃん。いつも大人っぽいけどさらに大人っぽくなってるし」

ナース服の梨華ちゃんを見ながら優斗くんは笑顔で言った

「そう?じゃあ、将来看護師になろうかな?」

梨華ちゃんは冗談っぽく言った

でも、梨華ちゃんならあり得るかも

「あ、みんなーただいま!」

しばらくしてるとポスター貼りしていた凛ちゃんが帰って来た

「わー!凄いね‼梨華ちゃんは大人っぽさ増してるし、雪菜は凄くかわいいよ」

凛ちゃんは私たちの衣装を見てはしゃいでいた

「翔くんもかっこいいし、優斗くんも似合ってるよ」

翔と優斗くんの衣装にも少し興奮している様子

「「ありがとう。凛ちゃん」」

「「サンキューな。凛ちゃん」」

私たちは一斉にお礼を言った

「あ、凛ちゃんの衣装は?」

よく見ると、凛ちゃんは制服のままだった

「あ、わたしは、これ!」

そう言ってスマホの写真を見せた

「わぁ、似合ってる!」

「本当。凛ちゃんにピッタリだね」

その写真は猫耳付けた笑顔の凛ちゃんだった

「あ、それよりもまだまだ準備があるから雪菜たちも着替えて手伝わないと」

そのあと私たちは着替えて準備を手伝った
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