幸せの構図
歌の語り手が女性から男性へと変わる最後のフレーズ。

「若かったあの頃

何も怖くなかった

ただ

あなたの優しさが

怖かった」

ひろし君の解説によると、当時の大学生には
「優しさに安住しない人生を生きるぞ!」といった気概のようなものがあったという。優しさに埋もれ、向上心が萎えるのが怖い。目指していた夢が萎えるのが怖い。それほどまでに目の前の女の子との幸せがありがたく心地よく、自分に向けられる優しさが怖い。そういう意味だという。そのジレンマに耐えきれず、ついには別れてしまうのだという。
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