幸せの構図
「これはわたしの考えも入ってるんですが・・・人は誰も生まれる前にそれぞれの課題を課してこの世に生まれてきます。そして数々の試練を乗り越えて、その中で重要なミッション、ツインソウルと出会い愛し合うという課題クリアしなきゃいけないんです。その課題をいろんな意味でサポートしてくれるのが沢山の仲間、ソウルメイトです。その中には人間社会的に逆風を与えるような役目のソウルメイトもいます。実はその役目の魂こそ愛に溢れた魂であって難しい課題を与えてくれます。しかしやはり難しい課題をクリアしてこそ魂の成長はあるのです。中学生になっても九九の暗算じゃおかしいですよね。同じようにツインソウルに出会うのも簡単じゃないんです。恐らくは互いの魂の波長、成長レベルがシンクロしないとそう簡単には出会えないのではないかと思うんです。だからこそ他の困難な課題には誇りを持って果敢に挑戦するべきなんです。そう考えると人生には良いも悪いもないんです。全てが順調なんです。何故なら立ち遅れたとしてもそれもまた学びなのですから。私はツインソウルに出会い愛し合うことこそ魂が持つ最大のミッションだと思っています。その他の多くの課題や試練も最終的にはそこに行き着くのだと。私にとってはそれが真実かどうかはさほど重要じゃないんです。わたし自身がそう考え、それによってそばに居る人に最大限の感謝の念を持つこともできて心から愛することが出来ればそれでいいんです。でもすーちゃんに会って思いました。私とすーちゃんのどちらがひろし君のツインソウルかどうかなんて現世で生きる私たちにとっては重要なことじゃないんだって。わたしは今、そしてこれから先もただ生身の彼を愛します。その生身の彼の時間にはすーちゃんとの思い出もあります。その生身のすーちゃん。その笑顔、その声、その姿、わたし、知ることができました。すーちゃんのおかげでわたしが愛するひろし君に出会えたんだと思います。

わたし・・・わたし・・・」
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