三次元に、恋をした。
もしくは彼女とか作ってくれる手料理とか?

……あ、てか本命がいるって言ってたような。


「相澤さん、包丁はどこ〜?」

いつの間にかスーツのジャケットを脱ぎシャツを腕捲りして準備万端のご様子。

この人、本気だ。

「あの…… 私 作りましょうか?」

一応、名目はおもてなしってなっている訳だし。

「何言ってんの? 一緒に作るんだよ?」

「……え、ぇえ!?」

まさか、こんな展開になるなんて誰が予想しただろうか。
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