三次元に、恋をした。
さすがに愛莉ちゃん1人残してのこのこ帰れないと答えると、

『じゃあ友達が来るまでは頑張ってくれますか?合流したらお手洗いにでも行くふりでもして帰っていいんで。それまでたらふく飲んでやりましょ〜!』との事。

『私のわがままに付き合って下さりありがとうございます』とお礼まで言われてしまった。

なんとできた後輩なんだろう。

と、同時に私はそれほど嫌々なのが顔に出てたのかと申し訳なさもありつつ。

今度、ご飯でも奢ってあげなくてわ。

まだ入社して4ヵ月の愛莉ちゃんだが一緒にいて苦じゃない、むしろウマが合う。

性格はかなり対照的だが、愛莉ちゃんは私の事を慕ってくれているし たまにオタク加減を心配される。
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