三次元に、恋をした。
私は少女漫画をこよなく愛するオタクだからだ。

それが高じて、それが故に、私は二次元しか好きになれない。

むしろ生き甲斐とまで言い切ってもいいほど。

だって彼らはいとも簡単に私を幸せにしてくれる。

どんな設定も卒なくこなして、甘い台詞も決して忘れない。

登場人物の主人公や当て馬、最近では妖怪や吸血鬼とその幅は様々。

ストーリー展開で好きになる事もあれば、綺麗な絵に惹かれ好きになったり。

そう、私がトキメキや胸をキュンとするのは二次元だけなのだ。
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