三次元に、恋をした。
二次元の世界が溢れんばかりのお部屋。

なんだか、中学生の男の子がエロ本を隠していたのを親から見られたような気分。

私のは、決してやましいものではないが何となく恥ずかしさは多少なり感じる。

居た堪れない後悔と、申し訳なさと。

色んな感情が入り混じっていて頭が爆破しそう。

とりあえずお風呂にでも入ってスッキリさせて。

どんなに悔やんでも仕方ないし仕事は待ってくれない。

溜息をまた一つ吐き切り、身体を動かした。
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