ガラスの心に気づいたなら 〜 1
そのあとはずっとスルーしたけど、今日はなんだか…嫌じゃなかった。


そのあとわたしは康介に言われるがまま休んだ。


もう何もしてこないことがわかったからだ。


未だに目的はわからない。


だけど今更帰ったってどうせバイトは首だし、あの同情してやとってくれてる店に行く気もしないし、





それに…もし誰もいなくなったら、わたし何するかわかんないから…








夕方になると、うとうとする意識の中誰かが帰ってくるのがわかった。

きつい香水の匂いが鼻をついた。

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