ガラスの心に気づいたなら 〜 1
仕事に育児。

本当だったら高校で青春して、大学行って、好きな仕事をしたかった。


「ゆうにい!あえが保育園!」あーたんが前方を指差す。

「あーたんかわいいね。」そう話している二人の後ろ姿は親子そのもので…


泣きたかった。


何不自由なく暮らさせてあげてるなんて嘘。


あーたんは普通の子供みたいに生きれない。


幸せになれない…



「いってきまあちゅ!」


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