ショートショートストーリー
ついてない日
ソファーに寝そべり、缶ビールを片手にテレビを見ながら1日を振り返っていた。
思えば今朝のワイドショーが伝える我がおとめ座の運勢は
「今日は何をやってもうまくいかない悪夢の1日でしょう」
という最悪なもの。
憂鬱なまま仕事に出かけた矢先、家の前を通る女子高生のチェックのスカートが風でめくれ、純白のパンティーを拝む。
仕事はすこぶる順調、以前より営業をかけていた会社から莫大な注文が入り、部長に昼食をご馳走になる。
また、ちょっと寄り道して買ったくじが100万円の当選、給料日前に思わぬ収入を得る。
さらに、帰宅するとポストに一通の手紙、以前応募した小説が大賞に選出され、本になるという。ついに念願だった小説家としてデビュー出来る。
「ふぅぅ……」
……いろいろあった1日を思い出し、残っていたビールを飲み干した。
そして、携帯を開き、待ち受け画像をぼーっと見ながら、朝の占いを思い出す。
思えば今朝のワイドショーが伝える我がおとめ座の運勢は
「今日は何をやってもうまくいかない悪夢の1日でしょう」
という最悪なもの。
憂鬱なまま仕事に出かけた矢先、家の前を通る女子高生のチェックのスカートが風でめくれ、純白のパンティーを拝む。
仕事はすこぶる順調、以前より営業をかけていた会社から莫大な注文が入り、部長に昼食をご馳走になる。
また、ちょっと寄り道して買ったくじが100万円の当選、給料日前に思わぬ収入を得る。
さらに、帰宅するとポストに一通の手紙、以前応募した小説が大賞に選出され、本になるという。ついに念願だった小説家としてデビュー出来る。
「ふぅぅ……」
……いろいろあった1日を思い出し、残っていたビールを飲み干した。
そして、携帯を開き、待ち受け画像をぼーっと見ながら、朝の占いを思い出す。