信じることはとても愚かで美しい。
出会いは唐突に
【in???】
「ストローム…」
ここ数年で現れた″ストローム″という人物について調べを進めていた。
「ん?ストロームってあの?」
「…あぁ。ちょっと気になって。」
「あー、その子、噂によると聖華学院の生徒らしいよ」
「え?あの金持ち学校の?…って、??。あんた…」
「…出没時間は10時頃。場所は八谷公園だ。今夜接触を図る。もし、今後俺ら…??に危害を加えるようなら…。」
「…つぶすんだね。あんた、ホント容赦ないなぁ。」
呆れた声が??に響く。
…時の歯車は動き始めた。
本人の知らないところで、確実に。