俺様御曹司とナイショの社内恋愛
エピローグ
・
「そういやまだ、普通のデートっていうデート、したことなかったな」
思い出したように、白石が言った。
「そういえば・・」
考えとこ、と彼が笑む。
「あ、雨?」
かるく頬に降りかかる感触を感じて、手のひらを上に向けて空を眺める。
「降ってきたかな、傘さそう」
「はい」
彼とともに歩む。
道のりはまだ、始まったばかりだ。
【完】
「そういやまだ、普通のデートっていうデート、したことなかったな」
思い出したように、白石が言った。
「そういえば・・」
考えとこ、と彼が笑む。
「あ、雨?」
かるく頬に降りかかる感触を感じて、手のひらを上に向けて空を眺める。
「降ってきたかな、傘さそう」
「はい」
彼とともに歩む。
道のりはまだ、始まったばかりだ。
【完】