恋愛10のお題。
客観的に見て…この2人めっちゃお似合い。
絶対うまくいく。
告白する直前に失恋するとかどんだけ
ついてないんですか?あたし…

『ぢゃあ、チョコありがとね』

『いやいや、また話そうね♪』

はぁー… めっちゃ仲良くなってるべ?
この2人…

『そういえば、愛梨守どーした?』

((そういえば))って忘れられてたみたいですね。
ハァ…みじめ~クッキー渡せる気分ぢゃないよ。

『もういいよ!なんでもない!』
っへ。 言ってやったぜ!
可愛くないこと 言ってやったぜ!

『なんかおかしいって!どーした?』
そう言ってくれた稀斗を派手に無視して
玄関まで走ってたら、視界に
空羅が登場した。

『ちょっと来て。』
空羅は ものすごい力で私の腕を引っ張って
稀斗の前まで連れてくると、

『愛梨守、なんか稀斗に言うことは?』
言うことって?!?!ここで言えるはずがない…

『そんなの ないよォ…?』

『ぢゃあ あたしが言う!』
え゛っ?!

『え゛っ?!』
思ったことが そのままでた。

『稀斗さぁ、バレンタインに女の子が 話ある
って言ったら、気を使ってあげるのが
男のあるべき姿でしょ!!なのに…この男は…
愛梨守はずっと稀斗のことが好きで
今日、告白しようとがんばってたのに…
空気読めない男とか、まぢ流行んない。』
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