絶対に叶わない恋に恋する
そして次の日。

私は駅でめいと待ち合わせした。

芽「あ!!まなみー!!!こっちこっち...!!」

久しぶりにめいとあって、心が和らいだ。
あー、この笑顔大好き。

舞「め~ーーーいー!!!会いたかったよ~!!」

私は思わずめいに抱きついた。

芽「もぉー笑どーしたの??笑こんな、公共の場所でー笑」

隆「お二人さーん笑なにしてんの??笑ほら、いくよ!」

舞・芽「はい!!!」

そこから、2,3分歩いてお店についた。

あぁ...いい匂い~...






ぐぅーーーー




舞「ひやぁ!!すいません。お腹すいてたみたいです...///」

はずかしぃ~...


隆「はは!!まなみちゃんかわいいね!笑じゃあ、早速食べようか!!」


それから2時間、私たちはいっぱい食べて、いっぱい飲んで、いっぱい話して、たくさん笑った。


芽「ふぅ~ーーーお腹いっぱい!!今日はありがとうございました!!今度はつかささんも一緒にこれるといいですね!!」

優「そうだね!みんなでこようね?」

隆「そうだな。こような。」

舞「...はい。楽しみです...5人でくるの。」


芽「まなみ!!!これからちょっと寄りたいとこあるから、付き合って!!」

舞「あ...うん...!」


優「送ろうか??」

芽「いえ!!だいじょーぶです!今日はありがとうございました!!では、失礼します‼」


そういって、めいは優翔くんと隆太くんに手をふって。私の手を力強く引いて歩いていった。

舞「めい?めい!?こんな時間にどこによるの??」

そうすると、めいはくるって振り向いて

芽「まなみ!!!今日どうしたの!?なんかあった??食べてる間も...笑ったって思ったら...すぐ別の世界いっちゃってるーって感じだったし...」


私は少しうつむいた。

舞「そんなことないよ...今日、すごく楽しかったし...またいきたいなって思っ...」


私の言葉を遮ってめいは言った。





芽「つかさくんのこと...?」






舞「えっ....」



私は、ぱっと前を向く。

今までにない、真剣な顔でめいは言っていた。


芽「....わかるよ....何年まなみといると思ってんの?親友だよ....?」



めい....


もう、話すしかない。



舞「めい....あの....あのね」


芽「....うん。」


舞「わたし...つかさくんのこと....好きになっちゃいました....!!!ごめんなさい!!!」


涙が止まらない。
めい、ごめん。本当にごめん。


芽「....すぅーーーはぁあああ。許さない。」


舞「うぅ....ごめ....ごめん....うぅ....なさい。」




するとめいは、ぱっと私の腕をとってしっかりと、私の瞳(め)をみて離さないようにいった。

芽「まなみ。ふふっ....やっっっっっっっっと言った。気づいてないとでも思ったの?本当はあの、遊園地の日から、つかさくんのこと....好きだったんだよね?でも、あのとき私が好きって言っちゃったから言えなかったんだよね。辛かったよね。ごめんね?」


舞「ううん....めいが謝ることないよ」

芽「ふふ。ありがと。確かにね、前は好きだった。」


舞「ま....まえ....??」

芽「ふふふ。そう。"まえ"実はね...優翔くんに告白されたの。まだ、答えはだしてないんだけど....OKするつもり。」


舞「そう...なの...?おめでとう。めい。」


芽「へへへっ///ありがとう。まなみ。だから、これからコイバナたくさん話してよぉー??」

舞「ありがと。ありがとう。めい。」

涙腺がっ...

芽「もぉー笑泣きすぎ!さっ!!今日は家にとまってきな!」


めい。ありがとう。
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