虹恋〜あなたに出会えて〜
キセキの海





「はぁ!?それまじ!?」

目を丸々と大きくする美彩。


「ねえまってそれまじでまりんありえなくね?」


冷静だけど怒りをこらえてるはる。


「うん、まじ。」


2人に昨日あった出来事をすべて話した。


「てかそれ瑛くんも瑛くんでしょ。はる瑛くんのがくそむかつくんだけど。」


「いやどっちもでしょ。ありえねーな。まりんもまじで。」


「ふ(笑)もういーよ(笑)どうでもいいあんなやつら。」


「うちらであいつらしめよーか?」


「いやいいってまじで(笑)だったら私と一緒にいてほしいだけ(笑)ありがとね。2人とも。」


2人とも納得いかない顔をしている。


「あー!でもやっぱり海はいいね!!さいっこう!もうまじ忘れたいからさ!!今日はとことん付き合ってよ!!BBQだっけ!?やろーよ!!今日でしょ??」



「まぁ、、、亜恋がそういうなら、、、」


「じゃぁうち爽紀達呼んじゃうよ?」


「爽紀って?」


「あ、亜恋まだ会ったことないか!!はるの友達の爽紀(そうき)って人と美彩の彼氏の恋夜(れんや)くんと蓮叶(れんと)って人がくるの!!」


「恋夜はうちの彼氏だからわかるでしょ?んで他の2人は恋夜の友達でうちとはるもまだ会ったことない!!から今日が初だね!!」


「ふーん。。。まぁ男はだれでもいーよ(笑)興味ない(笑)」


「まぁとりま呼ぶか!(笑)それまで海であそぼ!!」


「え、ねえはる!美彩!BBQの道具は?」


「恋夜が持ってきてくれる!」


「さっすがぁ!はるも出会いないかなあ〜(笑)」


「はるならすぐできるべよ!(笑)」





そんなこんなで15分後くらいに美彩の彼氏の恋夜くんたちがきた。


「おーっす!!亜恋ちゃんはるちゃん久しぶり!!!」


「恋夜くん久しぶり〜!いつまではるちゃん呼びすんの〜(笑)はるって呼べ〜(笑)」


「恋夜くん久しぶり〜」


「まぁなんでもいいっしょ!(笑)亜恋ちゃん元気なくない?(笑)」


「そんなことないよ眠いだけ〜(笑)」


「そっかそっか!まぁテンション上げていこーな!(笑)あ、こいつ蓮叶!!」


「どーも。」


蓮叶って言う人が挨拶してきたので3人で軽く会釈する。

なんか目つき悪いな〜女慣れしてそうだしチャラそう。

「こいつ目つき悪いけどいいやつだから!!(笑)仲良くしてやってね!んでこいつが爽紀!!」


「どーも!!初めまして!可愛い子多くなーい!?めっちゃテンション上がるわあ!!俺のことは爽紀って呼んでねー!よろしく!美彩!はる!亜恋!!」


「この人テンションやばくなーい?(笑)」

となんだかんだ楽しそうなはる。

「どーも(笑)」

少し微笑む美彩。


私は、、、

「、、、どーも。」


チャッラ!!いきなり呼び捨てかよ。
あんな事があった後ってのもあるけど、、、
まじこーゆー人勘弁。
まぁそんな絡まなければいいかあ
悪い人ではなさそうだし。










ーこの偶然の出会いが
私の人生を変えるなんて
一ミリも思ってなかったよー










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