先生って言う名前の人


少し眠ってすぐ、寒くて目が覚めた。



先生はあたしを抱き枕のようにしてすやすや眠っている。


あたしと先生は電気もつけたまま布団もかぶらずに、2つ敷いてあった布団の片方の上でぎゅうぎゅうになって寝ていた。



電気を消して先生に布団をかけて、もう一度先生の腕の中に入った。



とってもあったかい。


しばらく暗闇で先生の寝顔を見て、


ほっぺたをぷにぷに触ったりした。







先生は一度寝るといつも朝まで起きない。






気付かれないようにキスして、

もう一度眠った。



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