先生って言う名前の人
先生はあたしの服を一枚ずつ脱がして、ゆっくり優しくあたしの体に触れた。
あたしはもう服を一枚も来ていない。
肌に当たるのは布団と先生だけだった。
「、、先生」
「なに」
恥ずかしすぎて、声か震える。
「は、、恥ずかしすぎるから
手加減してください、、」
もう心も体もどうにかなってしまいそうで、
布団を握る手に力が入る。
先生は返事をせずに、指先であたしの脚を撫でて胸元にキスをした。
「、、ん、、」
あたしの喉から、出したことのない声が無意識に漏れた。
「やだ、、変な声出ちゃった」
自分の手で口を押さえると、先生はすぐにその手をとってあたしの顔のすぐ横に押さえつける。
「声、我慢しなくていい」
暗闇に目が慣れて来て、先生の顔が見えると恥ずかしくて目を開けていられない。
だんだん息遣いが荒くなって、時々漏れる小さい声。
「怖い?やめる?」
先生は何度もそう聞いてくれた。
あたしはその度に声に出さずに首を横に振る。
先生となら怖くない。
いつもと違う大人な先生に何度も何度もキスされて、
あたしはその日、人生で初めての幸せすぎる夜を過ごした。