これからも、一緒に。
誠「(今日も琴那は休みか。後で皆で様子見に行くかな?。)」



俺は結構、琴那のことで毎日頭が一杯だ。

まあ、本人には恥ずかしくて言えないけれど。




そんなことを考えながら校門の前に来ると、前を歩いていた颯斗が「姉ちゃん!!?」とさけんだ。



俺は急いで確認しにいった。 

誠「(あいつ今日、休みじゃなかったっけ?ま、どうせ抜け出してきたんだろうな。)」



琴那を見つけると俺はすかさず声をかけた。


琴那は反論しようとしたが、急に咳き込み出した。



誠「(やっぱり、まだ万全じゃねぇじゃん‼)」




琴那の体が前に傾いていく。


誠「(あぶなっ!!)」



ギリギリのところで琴那を受け止める。


誠「ハァー。言わんこっちゃない。」


琴那はとても細くて簡単に折れてしまいそうな体をしていた。

これでも、出てるとこは出てるんだよなぁ。




琴「ハァーッハッケホッハァっ」


琴那はまだ荒い息をしている。



生徒会室、かぁ。



俺は周りにいた、生徒会メンバーに生徒会室とつたえ、歩いていった。












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