これからも、一緒に。
琴「ハァーッけっほけっほっ!はぁ。」


琴那は意識がないが、だんだんと発作が大きくなってきた。


誠「これは急がないとヤバイかもな、、、。瑠威!!先いってベッドの用意と、発作の薬、用意しててくれ。」


瑠「おう!」



瑠威は凄まじい速さで生徒会室へと向かった。





ギュッ






ん?



下を見ると、琴那が俺のシャツを手で握っていた。



誠「大丈夫だよ琴那。すぐに楽になるから。」


俺は意識のない琴那に優しく声を掛けた。


少し琴那の手の力が弱まったのは気のせいではないと信じたい。




誠也sideend




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