危険な遊び
「ひゃっほー!!」

準備運動もなしに慎吾が飛び出す。

「怪我すんなよ~!」

僕ら3人はしっかり足をほぐしてから降りる事にした。
幸い未経験者はいなかったので存分に滑る事ができた。

「明男君うまーい!」

「あ!また慎吾君転んだ!きゃはは!」

「よーし。今度は上級者コースに挑戦だ!」

無人のゲレンデで僕らは日が暮れるまで滑り続けた。
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