三日月 ~キミの瞳にうつるのは ~
三日月
「あぁ~。よく寝た。
あれ?私の部屋って薬のにおいしたかな?」
少しの違和感に目を覚ます。
情報量があまりにもすくないから、
自然と周りの様子を確かめるため、
身体を起こそうとする。
「ってか、背中痛いっつ。」
言うならば、足がつって起こされる朝みたいに
痛みがじわじわと残った。
「あぁーもう、何なのよ」