天神の系譜の奇妙なオムニバス
有無を言わさず踏み込んだリュート。

体を捻りながらの跳躍から。

「トルネェドッ、スピンキックッッッッ!」

その名の通り、旋風のような回転のかかった飛び後ろ回し蹴り!

しかし。

「児戯だな」

ダンドリッジはすかさず二挺拳銃を交差させ、その蹴りを受け止める。

頑強に作られた彼の愛銃は、打撃や斬撃すら防ぐ盾となり、武器となる。

「ちっ」

一旦着地するリュート。

そんな彼に。

「失せろ」

ダンドリッジは愛銃クライムとパニッシュメントを乱射!

「うおわ!」

飛び交うカスール弾に、リュートは回避するしかない。

「貴様のような青臭い正義感を振りかざす余所者に、俺の革命の邪魔はさせん」



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