天神の系譜の奇妙なオムニバス
「グリフィノー拳闘術・風の型」
リュートの手足に不可視の何かが纏われている。
風の精霊・シルフの力を帯びた手刀足刀。
風はリュートの手足を護り、その風速で彼の手刀足刀を文字通り刀に変える。
「思い付きでやってみたけど、なかなか使えるな、こりゃ」
ニヤリと笑うリュート。
「馬鹿な…ヒノモトの刀剣がこちらのものより造りが脆いとはいえ、素手で折るとは…」
「おい!」
またも不用意な発言。
リーダーらしき男が怒鳴る。
「ヒノモト?」
リュートが目を細める。
リュートの手足に不可視の何かが纏われている。
風の精霊・シルフの力を帯びた手刀足刀。
風はリュートの手足を護り、その風速で彼の手刀足刀を文字通り刀に変える。
「思い付きでやってみたけど、なかなか使えるな、こりゃ」
ニヤリと笑うリュート。
「馬鹿な…ヒノモトの刀剣がこちらのものより造りが脆いとはいえ、素手で折るとは…」
「おい!」
またも不用意な発言。
リーダーらしき男が怒鳴る。
「ヒノモト?」
リュートが目を細める。