天神の系譜の奇妙なオムニバス
屋内では、行動範囲も限られる。
やがて、掠め始める二刀使いの刃。
「逃げ切れるものではない」
刃にばかり気を取られるリュートの腹に、二刀使いの後ろ回し蹴り!
吹き飛ばされ、壁に叩き付けられるリュート。
「微塵にさせてもらう」
二刀を大きく構え、二刀使いは突進してくる!
二刀を交差させるように、或いは×印を描くように、斬撃を放つ!
「っっっ!」
リュートの胸板に刻まれる、大きな刀傷。
しかし。
(手応えが硬い…!)
二刀使いはすぐに気付いた。
リュートは道着の下に、精霊フラウの力で鎧代わりの氷を纏っていた。
それでも氷は砕かれ、刃は幾分リュートの体を傷つけたが。
そして。
「二刀を交差させた分、次の攻撃に移るまでに時間がかかるよな!」
やがて、掠め始める二刀使いの刃。
「逃げ切れるものではない」
刃にばかり気を取られるリュートの腹に、二刀使いの後ろ回し蹴り!
吹き飛ばされ、壁に叩き付けられるリュート。
「微塵にさせてもらう」
二刀を大きく構え、二刀使いは突進してくる!
二刀を交差させるように、或いは×印を描くように、斬撃を放つ!
「っっっ!」
リュートの胸板に刻まれる、大きな刀傷。
しかし。
(手応えが硬い…!)
二刀使いはすぐに気付いた。
リュートは道着の下に、精霊フラウの力で鎧代わりの氷を纏っていた。
それでも氷は砕かれ、刃は幾分リュートの体を傷つけたが。
そして。
「二刀を交差させた分、次の攻撃に移るまでに時間がかかるよな!」