天神の系譜の奇妙なオムニバス
学食を出て、廊下を歩き、靴箱へ。
「リュート君は、靴は履いていないんですか?」
「ああ、俺は足にコレ巻いてっから」
足のバンテージを指差すリュート。
「靴履いてると、足の指使えねぇじゃねぇか。徒手空拳で戦う時は、足の指も武器の1つだかんな」
彼が言うと。
「成程!」
どこかから声がした。
「…今の、佐助?」
「はい。リュート君の心構えに感服したようです」
だから、目の前に出て来いっての。
「リュート君は、靴は履いていないんですか?」
「ああ、俺は足にコレ巻いてっから」
足のバンテージを指差すリュート。
「靴履いてると、足の指使えねぇじゃねぇか。徒手空拳で戦う時は、足の指も武器の1つだかんな」
彼が言うと。
「成程!」
どこかから声がした。
「…今の、佐助?」
「はい。リュート君の心構えに感服したようです」
だから、目の前に出て来いっての。