【完】☆真実の“愛”―君だけを―2
ぶっ倒れたというのは、先日のことである。
両親は、相変わらずのお仕事。
兄ちゃんたちも、お仕事。
私、学校。
相馬は大学の準備のために京都に行っていて、柚香も生徒会の引き継ぎなどで、忙しそうだった。
だから、なるべく、関わらないようにしていた。
朝、起きて、顔洗い、着替え、鞄もって、登校!
昼、ノートまとめて、予習して、一口チョコ食べ、昼寝。
夜、テレビ見ながら、果物食べ、爆睡。
……を、繰り返してたら、学校でぶっ倒れた。