【完】☆真実の“愛”―君だけを―2
想いの変化
□沙耶side■
目覚めたときは、わからなかった。
何故か、とっても暖かくて。
目の前の安心するなにかに、私は頬を擦り寄せる。
そんな私の頭を撫でる、優しい手。
心地好くて、泣きそうになって。
私は、何かに回している腕に力を込めた。
落ち着く香り、このまま、ここにずっと……
目覚めたときは、わからなかった。
何故か、とっても暖かくて。
目の前の安心するなにかに、私は頬を擦り寄せる。
そんな私の頭を撫でる、優しい手。
心地好くて、泣きそうになって。
私は、何かに回している腕に力を込めた。
落ち着く香り、このまま、ここにずっと……