【完】☆真実の“愛”―君だけを―2


初めてのまともな友達と呼べる存在。


そんな友達を、大事にしたかった。


けど、私の命の時間は刻々と終わりに向かって、進んでる。


死んでも良いが、

相馬に出逢って、

生きたい、に。



生きたいが、

授かった後で、

生きられないに。



知っていた事実。


それは、大事なものを見つけてから、私を押し潰した。


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