【完】☆真実の“愛”―君だけを―2



隣の病室にいると言う、柏原奈櫻さんのことを……この日、目覚めた日に、聞いていれば……もしかしたら、沙耶はあんなことにならなかったかもしれない。


運命は変えられないとしても、苦しむ必要が無かったかもしれない。


自分のせいだと責めるつもり無いけれど、私は、それが心に引っ掛かっている。



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