【完】☆真実の“愛”―君だけを―2


「はい、相馬、ぎゅー」


慣れているかのように、俺を抱き締める沙耶。


俺は細いその身体を掻き抱いて、募る衝動を呑み込もうとする。


「愛してる」


「はっ……」


欲が出る。


止められない。


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