【完】☆真実の“愛”―君だけを―2
真実の“愛”
御園の始まりは、何気ない一言。
『帰る場所を作れば良い』
行く宛のなかった初代、御前潤子の突発的な思いつきで、御園という家は作られた。
御園潤子に改名した初代は巫女でもあり、その力を有していた。
そして、ある日、鬼の討伐に向かう。
そこで、一人の鬼と出逢い、恋をし、彼女たちは契りを結ぶ。
しかし、初代はその後、“鬼のせい”で亡くなったと言う……