【完】☆真実の“愛”―君だけを―2
「「「お願いします!」」」
チャイムが鳴り、先生が入ってくると、号令で全員が立ち上がった。そして、挨拶をする。
先生は生徒を見回し、頷く。
「月島さん、千羽くん、焔棠くん、唐沢くん、千羽さんはお休みですか?」
あの面子はまだ、来てないらしく、何故か、申し訳ない。
すると、ギャルの一人が。
「さっき~黒橋さんと、1限目をサボってたんですよぉ。だから、次もサボるんじゃ……」
うっせいわ。ボケ。
先生の視線が私に移り、先生は私に問う。