天馬空を行く
「どーして私だけ、あんなに責められなきゃいけないのよ!
私が何したって言うのよ!
私は悪いとこなんてしてない!
それなのにどーして…… 」
そう言って手を上げる里母に、
反抗することなく
ただ黙って暴力を受け続ける。
何に対して怒っているのか分からない。
なぜ、怒りの矛先を私に向けるの?
やっぱり、私は大人のストレス解消の道具でしかない。
行き場のない気持ちが込み上げてくる。
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