天馬空を行く
『…………おい!
何ため息なんてついてるんだよ?』
「なんだよ……。
急に話しかけるなよ。」
『ちょっ、なんか冷たくね?
相変わらずだな、柊は 。。。』
「は?別にいつも通りだろ?」
『あーあ、そうですねー。
通常運転でしたー。』
「なんだよ、その棒読みは。」
『そうかー?』
そう、おちゃらけて話し掛けるのは
俺の職場の同期であり幼馴染み兼親友の
相馬 楓 (ソウマ カエデ)である。