ブック・ワーム
チェリオ「あのずきんをかぶったおばさんにでも聞いてみな。」

ずきんって…。こんな世の中に、そんな漫画みたいな格好してるおばさんがいるわけ…

い、いたーっ!

いたって、普通に歩いているよ、あのおばさん。

まるで、絵に描いたような、おばさんだ。

でも、コイツの言ったとおり、聞いてみるか。

言う事聞かないと、また何されるかわかったもんじゃないからな。

俺はおばさんのとこまで走っていった。

アタル「あ、あの〜すみません。」

おばさん「…。」

いきなり、無視はいったーっ。

人のよさそうなおばさんなのに、ガン無視だよ。

この世界にはろくな人がいないのか?

人間不信に陥りそうです、俺。
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