幼馴染みは天使ちゃん


数分後…


コンコンとドアがノックされた。


「どうぞ。」


「おじゃましまーす。」


そう言って入ってきたのは、美羽。


家では僕はメガネを掛けていない。



「美羽、ケータイ貸してごらん。」


美羽からケータイを受け取る。


それから、美羽に見えるようにケータイの操作を簡単に教えた。



「ふーん…」


「わかった?」



「たぶん…

美羽が分かんなくても、拓磨くんが居れば大丈夫でしょ?」


どうやら、分かってないらしい。

でも、嬉しいこと言うな。


そんな事言われたら、我慢出来なくなる。



「美羽…あのさ…」


「なぁに?」



< 10 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop