幼馴染みは天使ちゃん
数分後…
コンコンとドアがノックされた。
「どうぞ。」
「おじゃましまーす。」
そう言って入ってきたのは、美羽。
家では僕はメガネを掛けていない。
「美羽、ケータイ貸してごらん。」
美羽からケータイを受け取る。
それから、美羽に見えるようにケータイの操作を簡単に教えた。
「ふーん…」
「わかった?」
「たぶん…
美羽が分かんなくても、拓磨くんが居れば大丈夫でしょ?」
どうやら、分かってないらしい。
でも、嬉しいこと言うな。
そんな事言われたら、我慢出来なくなる。
「美羽…あのさ…」
「なぁに?」