未来
2年になってから少しして未来から電話がかかってきた

「っ…はい。もしもし」

咄嗟のことで勢いよく電話をとった俺
危なく携帯を落としてしまいそうになった

『っはる、か...くん』

電話の向こうの君は泣いていて
俺は少し力を入れて携帯を握りしめた

「未来。今どこにいる?」







『...……...公園』
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