未来
公園に着くと一番にお前を見つけた

他に人はいたのに
お前しか目に入ってこなかった

「っ…未来!」

大きな目はかすかに光っていて

「悠くん…ごめんね」

未来は俺を見て苦笑いする
そんな笑い方するなよ

「なにがあったんだ」

俺の言葉にびっくりしたような顔をしてから未来は笑った

「ほんと、まっすぐだね」
< 30 / 78 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop