飴のち林檎
そのままベッドにころん。

先生がカーテンを閉めてくれた。

そっと自分の額に触れてみる。

目をつぶると、先生の端正な横顔が思い出された。

そんな自分にびっくりして、頭を左右に振ると、頭がガンガンした。

だめだ、寝よう。

そう思って、私はすっと眠りについた。
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