好きの海に溺れそう
これも今日で最後か…。
ものすごく寂しいな…。
学年ごとに分かれて今日やる仕事の担当を決められ、あたしは各団体に説明などをしに行く。
海琉は今ごろ何してるのかな。
って、仕事に集中しましょう、私。
同じクラスの実行委員の男子と2人で団体を回る。
海琉がまた嫉妬するな、なんて、また海琉のことを考えたり。
「…他に当日の注意点として、食品を出す場合は、衛生対策を徹底してください。以上です」
忙しい忙しい!
午前中の仕事が終わり、実行委員の教室に戻る。
ご飯の時間!
普段はそれぞれの教室で友達とお昼を食べてるから、海琉とお昼ご飯を学校で一緒に食べるのもまた新鮮だ。
海琉とあたし、そして芹田くんと神奈ちゃん、他に何人かで一緒にご飯を食べた。
お弁当を広げると、海琉の彩りが綺麗なお弁当。
「あ、これ昨日の夜に海琉が作ってたやつじゃん」
「そう、昨日の少し薄味だったでしょ?だから今朝お弁当用に少し味足したんだよ。いる?」
「ちょうだい!」
なんて会話してたら、何やら視線を…。
「杏光先輩と海琉くん、一緒に住んでるんですか!?」
キラキラした顔でそんなこと言うのはもちろん神奈ちゃん。
「じゃなくて、家が隣なの」
「そうなんですね!」
なんで神奈ちゃんがそんなに嬉しそうなんだ…。
お昼も食べ終わって、午後も仕事!
午前中のうちに団体に説明をするのは終わらせたから、あとは色々な係の手伝いくらいだ。
会場設営を手伝いに行こうと思ったら、神奈ちゃんに呼び止められた。
「杏光先輩って午後の仕事忙しいですか?」
「特に忙しくはないよ?どうしたの?」
どうやら、午後、海琉と芹田くんが2人で買い出しに行く予定だったところ、芹田くんが軽音楽部の方に行かないといけなくなっちゃったらしく、あたしに代わりに行かないかということだった。
そんなの…。
ものすごく寂しいな…。
学年ごとに分かれて今日やる仕事の担当を決められ、あたしは各団体に説明などをしに行く。
海琉は今ごろ何してるのかな。
って、仕事に集中しましょう、私。
同じクラスの実行委員の男子と2人で団体を回る。
海琉がまた嫉妬するな、なんて、また海琉のことを考えたり。
「…他に当日の注意点として、食品を出す場合は、衛生対策を徹底してください。以上です」
忙しい忙しい!
午前中の仕事が終わり、実行委員の教室に戻る。
ご飯の時間!
普段はそれぞれの教室で友達とお昼を食べてるから、海琉とお昼ご飯を学校で一緒に食べるのもまた新鮮だ。
海琉とあたし、そして芹田くんと神奈ちゃん、他に何人かで一緒にご飯を食べた。
お弁当を広げると、海琉の彩りが綺麗なお弁当。
「あ、これ昨日の夜に海琉が作ってたやつじゃん」
「そう、昨日の少し薄味だったでしょ?だから今朝お弁当用に少し味足したんだよ。いる?」
「ちょうだい!」
なんて会話してたら、何やら視線を…。
「杏光先輩と海琉くん、一緒に住んでるんですか!?」
キラキラした顔でそんなこと言うのはもちろん神奈ちゃん。
「じゃなくて、家が隣なの」
「そうなんですね!」
なんで神奈ちゃんがそんなに嬉しそうなんだ…。
お昼も食べ終わって、午後も仕事!
午前中のうちに団体に説明をするのは終わらせたから、あとは色々な係の手伝いくらいだ。
会場設営を手伝いに行こうと思ったら、神奈ちゃんに呼び止められた。
「杏光先輩って午後の仕事忙しいですか?」
「特に忙しくはないよ?どうしたの?」
どうやら、午後、海琉と芹田くんが2人で買い出しに行く予定だったところ、芹田くんが軽音楽部の方に行かないといけなくなっちゃったらしく、あたしに代わりに行かないかということだった。
そんなの…。