好きの海に溺れそう
「霜月くんは料理とかするの?あ、これ別に採用関係ないからね。雑談」
「そうですね。隣に住んでる幼なじみが人使い荒くてよく俺に作れって言ってくるので…。でも楽しいです」
「ははっ、面白い幼なじみだね」
話しやすくて良い人…。
一気にここで働きたい気持ちが増した。
「じゃあ、今日はありがとうございました。一週間以内に連絡します」
「ありがとうございました!」
面接が終わり、店長さんに頭を下げて、お店を出た。
一週間、長いな…。
どうか受かってますように。
時間は夕方の5時半。
まっすぐ帰っても暇なので、杏光の家に来た。
杏光が最近変な理由も解明したいし…。
杏光はリビングのソファーに制服のまま昼寝してる。
髪の毛食べてる…。
髪の毛を払ってあげようと顔に触れたら、杏光が勢いよく起きた。
「えっ!?あ、海琉…」
「おはよ、起こしてごめん」
「あ、うん…」
んん~?
いつも以上に変だ…。
「なに、海琉どうしたの?」
「いや…特になにもないよ、暇だから来ただけ」
「あ、そっか…。悠麗は?」
「悠麗はまだ帰ってきてないみたいだけど」
俺が言うと、杏光がすっと立ち上がってキッチンへ行った。
お茶をコップについで飲みながら俺のところに戻ってソファに座った。
俺も喉渇いた…。
「杏光、俺にもちょうだい?」
「ん?ああ、ちょっと待って…」
杏光が立ち上がろうとした。
「え、いやわざわざ行かなくてもそれ一口くれればいいよ」
「あ、そっか。はい」
いつもはめんどくさがって自分の飲ませようとするくせに…。
こんなに杏光を変だと思ったことは今までない。
「そうですね。隣に住んでる幼なじみが人使い荒くてよく俺に作れって言ってくるので…。でも楽しいです」
「ははっ、面白い幼なじみだね」
話しやすくて良い人…。
一気にここで働きたい気持ちが増した。
「じゃあ、今日はありがとうございました。一週間以内に連絡します」
「ありがとうございました!」
面接が終わり、店長さんに頭を下げて、お店を出た。
一週間、長いな…。
どうか受かってますように。
時間は夕方の5時半。
まっすぐ帰っても暇なので、杏光の家に来た。
杏光が最近変な理由も解明したいし…。
杏光はリビングのソファーに制服のまま昼寝してる。
髪の毛食べてる…。
髪の毛を払ってあげようと顔に触れたら、杏光が勢いよく起きた。
「えっ!?あ、海琉…」
「おはよ、起こしてごめん」
「あ、うん…」
んん~?
いつも以上に変だ…。
「なに、海琉どうしたの?」
「いや…特になにもないよ、暇だから来ただけ」
「あ、そっか…。悠麗は?」
「悠麗はまだ帰ってきてないみたいだけど」
俺が言うと、杏光がすっと立ち上がってキッチンへ行った。
お茶をコップについで飲みながら俺のところに戻ってソファに座った。
俺も喉渇いた…。
「杏光、俺にもちょうだい?」
「ん?ああ、ちょっと待って…」
杏光が立ち上がろうとした。
「え、いやわざわざ行かなくてもそれ一口くれればいいよ」
「あ、そっか。はい」
いつもはめんどくさがって自分の飲ませようとするくせに…。
こんなに杏光を変だと思ったことは今までない。