好きの海に溺れそう
良くはないよね…。
杏光が引っ越すまであと約2ヶ月。
今日は杏光と一緒に不動産の内見に行く。
「海琉は絶対頻繁に来ると思うしお泊まりする回数も多いと思うから一緒に住む場所選ぼ!」という杏光。
その言葉に簡単に照れる俺…。
「ねえねえ、一緒に行ったら若い新婚夫婦って間違われるかな!?」
ワクワクしたような顔で杏光が言った。
杏光のその期待は的中。
不動産屋さんに行ったら人当たりの良さそうな30代くらいの男のスタッフさんに「新婚さんですか?」と聞かれた。
「へへ、そうだといいんですけど、残念ながら4月から1人で暮らす物件を探してます」
「そうだったんですね、失礼しました」
杏光は事前に電話で予約してたみたいで、改めて条件を色々伝えて確認してから、内見に行くことになった。
会社に近いところのマンションやアパートを何軒か回る。
「ここはどうですか? 日当たりも良いし、家賃も手頃ですよ」
「うーん…キッチン広めの方がいいんですよねえ」
杏光が「ねっ?」という風にこっちをにっこりと見た。
なぜか少し照れてしまう。
杏光の新しい家でもたくさん料理しよう。
それからまた移動。
次は駅から少し遠い、比較的古めのマンション。
杏光が引っ越すまであと約2ヶ月。
今日は杏光と一緒に不動産の内見に行く。
「海琉は絶対頻繁に来ると思うしお泊まりする回数も多いと思うから一緒に住む場所選ぼ!」という杏光。
その言葉に簡単に照れる俺…。
「ねえねえ、一緒に行ったら若い新婚夫婦って間違われるかな!?」
ワクワクしたような顔で杏光が言った。
杏光のその期待は的中。
不動産屋さんに行ったら人当たりの良さそうな30代くらいの男のスタッフさんに「新婚さんですか?」と聞かれた。
「へへ、そうだといいんですけど、残念ながら4月から1人で暮らす物件を探してます」
「そうだったんですね、失礼しました」
杏光は事前に電話で予約してたみたいで、改めて条件を色々伝えて確認してから、内見に行くことになった。
会社に近いところのマンションやアパートを何軒か回る。
「ここはどうですか? 日当たりも良いし、家賃も手頃ですよ」
「うーん…キッチン広めの方がいいんですよねえ」
杏光が「ねっ?」という風にこっちをにっこりと見た。
なぜか少し照れてしまう。
杏光の新しい家でもたくさん料理しよう。
それからまた移動。
次は駅から少し遠い、比較的古めのマンション。