好きの海に溺れそう
新太はネズミのカチューシャをつけてる。
「俺も今ちょうど上がりだから一緒に回んね!?」
「今から杏光が来るの」
そう言ったあとにしまったと思った。
絶対一緒に回るって言い出すよ…。
「まじ!? なら尚更俺も会いてえ!」
やっぱり…。
「芹田も行かね!?」
「あ~確かに杏光さんに挨拶したいかも」
去年同じ文化祭実行委員だった芹田も、今年は同じクラス。
新太が芹田に声をかけて、なぜか3人で杏光のところに行くことになった。
しかたないや…。
カチューシャを外して校門に向かった。
「海琉先輩…!」
「ん?」
廊下を歩いてたら、急に女の子2人に声をかけられた。
上履きの色的に一年生?
「あの、良ければ一緒に写真撮ってもらえませんか!?」
わ~…。
そう言ってもらえるのはありがたいけど、どう答えるべき!?
「ありがたいけど…」
「わー待った待った! ごめんね、こいつ彼女いるからツーショットとかは厳しいと思うんだけど、俺らも一緒ならどう?」
俺が断ろうとしたら、新太が間に割った。
何勝手に言ってるの!?
「俺も今ちょうど上がりだから一緒に回んね!?」
「今から杏光が来るの」
そう言ったあとにしまったと思った。
絶対一緒に回るって言い出すよ…。
「まじ!? なら尚更俺も会いてえ!」
やっぱり…。
「芹田も行かね!?」
「あ~確かに杏光さんに挨拶したいかも」
去年同じ文化祭実行委員だった芹田も、今年は同じクラス。
新太が芹田に声をかけて、なぜか3人で杏光のところに行くことになった。
しかたないや…。
カチューシャを外して校門に向かった。
「海琉先輩…!」
「ん?」
廊下を歩いてたら、急に女の子2人に声をかけられた。
上履きの色的に一年生?
「あの、良ければ一緒に写真撮ってもらえませんか!?」
わ~…。
そう言ってもらえるのはありがたいけど、どう答えるべき!?
「ありがたいけど…」
「わー待った待った! ごめんね、こいつ彼女いるからツーショットとかは厳しいと思うんだけど、俺らも一緒ならどう?」
俺が断ろうとしたら、新太が間に割った。
何勝手に言ってるの!?