好きの海に溺れそう
…?
なんだろう…。
杏光も不思議そうな顔。
「杏光、お前新聞から取材受けることになると思う」
えっ?
何それ、どういうこと…?
「お前の企画してるアマチュア向けの写真展が好評で、地方紙だけど、ぜひ取材受けさせてくれって今日連絡あったんだよ」
「まじ…?」
「まじまじ。あとで返事すっから考えとけよ~」
そう言って小太郎くんは家に入った。
俺は、無意識に杏光の手を寄せた。
心がザワザワする…。
杏光の仕事の成功はもちろん嬉しい。
だけど…。
杏光が遠くに行ってしまう。
別の世界に行ってしまう。
なぜだかそんな気がして、素直に喜ぶことができなかった。
なんだろう…。
杏光も不思議そうな顔。
「杏光、お前新聞から取材受けることになると思う」
えっ?
何それ、どういうこと…?
「お前の企画してるアマチュア向けの写真展が好評で、地方紙だけど、ぜひ取材受けさせてくれって今日連絡あったんだよ」
「まじ…?」
「まじまじ。あとで返事すっから考えとけよ~」
そう言って小太郎くんは家に入った。
俺は、無意識に杏光の手を寄せた。
心がザワザワする…。
杏光の仕事の成功はもちろん嬉しい。
だけど…。
杏光が遠くに行ってしまう。
別の世界に行ってしまう。
なぜだかそんな気がして、素直に喜ぶことができなかった。