好きの海に溺れそう
いつの間にか朝…。
乱れたシーツの中、いつもよりも色っぽい海琉の髪の毛に触れて、顔を撫でた。
キスをする。
「海琉…」
「なに…?」
「一緒に住もっか」
「えっ…」
目を丸く開いて海琉があたしを見た。
もう分かったの。
あたしも海琉も、お互いと一緒にいないとダメだ。
だって生まれたときからそうだったんだもん。
今更離れるなんてできないよ。
海琉があたしのことを強く抱きしめて、首元に顔をうずめた。
「杏光…」
「ん?」
「愛してる…」
その言葉に、あたしは海琉を強く抱きしめ返した。
これからはずっと一緒にいよう…。
不安な思いさせてごめんね、海琉…。
昼まで抱き合って寝てから、そのまますぐに海琉の家に挨拶に行った。
海琉と一緒に住む許可をもらいに…。
2人には、まだ未成年な上に高校生だし、卒業してからでもいいんじゃないかって反対された。
万が一何かあったときに責任の取れる大人がいない状態で2人で住むなんて許可できないって。
乱れたシーツの中、いつもよりも色っぽい海琉の髪の毛に触れて、顔を撫でた。
キスをする。
「海琉…」
「なに…?」
「一緒に住もっか」
「えっ…」
目を丸く開いて海琉があたしを見た。
もう分かったの。
あたしも海琉も、お互いと一緒にいないとダメだ。
だって生まれたときからそうだったんだもん。
今更離れるなんてできないよ。
海琉があたしのことを強く抱きしめて、首元に顔をうずめた。
「杏光…」
「ん?」
「愛してる…」
その言葉に、あたしは海琉を強く抱きしめ返した。
これからはずっと一緒にいよう…。
不安な思いさせてごめんね、海琉…。
昼まで抱き合って寝てから、そのまますぐに海琉の家に挨拶に行った。
海琉と一緒に住む許可をもらいに…。
2人には、まだ未成年な上に高校生だし、卒業してからでもいいんじゃないかって反対された。
万が一何かあったときに責任の取れる大人がいない状態で2人で住むなんて許可できないって。