怖い話特集
大学卒業間近、バイト先で

『なぁ、イトウって知ってる?』

その場に倒れそうになった

「背の低い女で、俺と同じ部活の?」

『そうそうwやっぱり知り合いなんだ?
w』

「今も連絡とってるの?」

「あぁ、高校の時の知り合いで・・・」

コイツは俺とタメで高校の知り合いなら、イトウはその頃行方不明だったはずなんだけど・・・

「今さ、ソイツと連絡つかない?」

『あぁ、つくよ!イトウもさ、今度飲みたいって言ってたし、ちょうどいいよ』

携帯電話の先からイトウの声が聞こえる

『もしもしぃ?』

『今さぁ・・・うんうん・・・』

かすかに声が聞こえる

実在する人物なんだ!

『悪い・・・イトウさ、なんか具合悪いからって電話切られた・・・』

次こそはイトウと話す。

次にバイトに行った時、イトウの知り合いだという奴の態度が急変した。

何を話しかけてもシカト。

軽いいじめみたいな雰囲気になっていた。

なぜかバイト先の奴らからハブられる俺。

その日の帰りに店長にクビを言い渡された

文句を言ったが、

『悪いがしばらく来ないでくれ』

の一点張り。

気づいたらバイト先はつぶれてた
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